新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
本年も変わらぬご厚情をよろしくお願い申し上げます。
当ブログでは、年頭にその年の日本を占うのが恒例となっております。
つきましては、本年もさっそく見ていきましょう。
2020年の干支は「庚子(かのえね)」。
この年は新しいことが始まると言われています。そして、新しいことを行う人が歓迎される年ともなります。
2020は切りのいい数字であり、2020年代のスタートですから、世界的にも何か新しいことが起こりやすいです。
ただし、この新しいことには、ある特徴があるのではないかと思われます。
まず、新しいことといっても、古いことの方向転換が今年起こるわけではないのです。さらに、見たこともないような全く新しいことが起こるわけでもないのです。
なぜなら、新しい流れの方向性はすでに昨年までに決まっているからです。
例えば日本は新元号に代わったり、消費税の増税もありました。
今年は東京オリンピックがありますが、それもすでに決まっていたことに過ぎません。
ですから、あらかじめ定まっていた新しい流れが本格化していくのが今年だということなのです。
新しい流れの例として、世界に目を向ければ、クリーンエネルギーへの転換や新興国のさらなる発展、AIの発達、移民の増大などでしょうか。これらが今年から今後10~12年で本格化、成熟化するはずです。
ネットに押されて凋落しつつある産業が完全消滅することもあります。日本で今年春に開始予定の5Gネットワークなどもそれを後押ししそうです。
顔認証、自動翻訳、自動運転なども今年を境に当たり前の時代に突入することとなるでしょう。あるいはまた、ダイバーシティ、ポリティカル・コレクトネスなどが更に進んでいきます。
個人としては、これらに納得できない方も多いことでしょう。しかし、ご自分の希望どおりの未来にならなくても、流れを見ておく必要はあります。
日本に限れば、消費税増税の悪影響、オリンピック後の景気悪化などがあるかもしれません。
さらに東京一極集中、少子高齢化、低成長、格差拡大なども加速しそうですが、これらも想定内のことです。
逆に、これらの問題の対策が本格化する年にもなりえます。
こんな状態の時、個人に必要なことは、やはり新しい行動です。昔と同じことをしていればあっという間に置いていかれます。
しかし、焦らず、つとめて冷静に行動しなければなりません。時代の流れを見る必要があるからです。
自分の感性に基づいて新しい行動すればよいわけではなく、また、自分が温めていた計画を実行すればよいわけでもありません。あくまでも時代に適合した行動が必要となります。
自分や内輪だけを見て行動すれば、時代とズレたことをしてしまいかねません。
逆に、徹底的に時代の流れに抗うのなら、それもまた良いでしょう。本気で抗うのなら、少なからず人々の支持を得ることも出来ます。
干支を別として日本を占えば、今年は人の流れが活発になります。オリンピックの観光客だけでなく、ビジネスや政治的な外交なども活発になりそうです。しかしこれは良いものばかりとは言えません。かつて経験したことのないような難題を乗り越えなければらなくなります。
金運は低い年ですので、経済的に伸び悩む可能性が高いです。しかも、過去の贅沢や散財の反動としてそれが現れる年ですので、オリンピックと重なるのが不気味でもあります。
忍耐の年でもあり、いつも以上に努力が必要になる年です。これは国民一人ひとりにも関係してくることとなるでしょう。
また、水難の年になりますので、身近な水害には注意したほうが良いでしょう。
それでは次に、生年別の運勢を簡潔に見て行きましょう。